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敏感肌とはどんな状態のこと? 特徴や症状

肌のバリア機能が低下すると、化粧品が肌に刺激を与えてヒリヒリしたり、かゆみが出たり、洗顔や日焼け止めを塗るとつっぱった感じが強く出たりします。目に見える変化はなくても、外部の刺激に対して肌が過剰に反応しやすい状態になります。
敏感肌の原因を知って改善に役立てよう!

このバリア機能が低下すると敏感肌になりますが、その原因を内的要因・外的要因に分けてチェックしていきましょう!
内的要因
生活習慣の乱れやストレスホルモンバランスの変化
加齢による影響など
睡眠不足や生活習慣の乱れなどによる体調の変化、生理周期によるホルモンバランスの変化などもバリア機能低下に影響を与えます。また加齢によって保湿力が衰えてくると、肌のバリア機能が低下して敏感肌になっていくケースもあるとされています。
外的要因
間違ったスキンケア刺激のある洗顔料・化粧品の使用
外気やエアコンによる空気の乾燥
紫外線による直接的なダメージ
肌に刺激を与える化粧品や洗顔料を使うことで肌に直接的な影響を与える可能性があります。またエアコンによる空気の乾燥、紫外線による肌ダメージもバリア機能を低下させる原因です。
敏感肌のお手入れ方法「スキンケア」

水分と油分のバランスが整うことで、敏感肌の原因である乾燥状態を軽減させることができます。また紫外線ダメージを避けるために、日焼け止めやU Vカット効果のある下地を使うようにしましょう!
敏感肌の方がスキンケアを行う場合、どのようなお手入れ方法を意識すると良いのか化粧品選びのポイントも詳しくご紹介していきます。
クレンジング(メイク落とし)
リップやマスカラなど落ちにくいポイントメイクは、専用リムーバーを使って先に落としておくと肌への負担を軽減できます。 顔全体のメイクや毛穴汚れを落とすクレンジング剤は、肌への負担が少ないものを選びましょう。手のひら全体にクレンジング剤をなじませて、摩擦をかけないように優しくメイクを落とします。敏感肌の場合、肌への負担が少なくて潤いを守ってくれるジェルタイプのクレンジング剤がオススメです。洗顔は肌の上で泡を転がすイメージで
洗顔は洗顔料をたっぷり泡立てて、手が肌に触れることがないように泡を転がしながら、優しく洗うのが正解です。ゴシゴシと手のひらで肌に摩擦を与えたり、熱めのお湯で洗い流したりすると肌が刺激されて水分が抜けやすくなるので避けてくださいね! 洗顔料もクレンジングと同様で、肌に優しい無添加のものを選ぶと良いでしょう。化粧水ですぐに保湿する
洗顔後は肌の油分が減って、水分が抜けやすく乾燥しやすい状態。できるだけ素早く保湿をしましょう! 化粧水は擦らずに、手のひらでハンドプレスして優しく押し込むイメージで顔全体に馴染ませます。あご、口周り、Uゾーンなど乾燥が気になる場所は重ねづけしてしっかり水分を与えます。 化粧水で肌を保湿したら、保湿ジェルやクリームを手のひらに適量取って、塗り重ねることで潤いを逃さないようにしてくださいね。敏感肌のケアは「生活習慣の改善」も大切!

・栄養バランスの整った食事を意識する
・十分な睡眠時間を確保する
・適度な運動を心がける
この3つを意識しておくと、バリア機能を低下する内的要因を避けることができて、敏感肌の改善に役立ちます。敏感肌の特徴を把握して、肌に負担や刺激を与えないスキンケアと生活習慣を心がけてくださいね!