鏡を見た時に「ほうれい線」が目立つと、老けて見える気がしてガッカリしてしまいますよね。ほうれい線は、小鼻の端と口角を結ぶ線のことで、深く刻まれてくると、見た目年齢に影響していきます。ほうれい線をケアできれば、実年齢より若々しく見えることも可能です!今回はほうれい線が深くなる原因を年齢別にチェックしながら、自分の年齢に合う対策とケア方法をご紹介します。
目次
ほうれい線が深くなる原因を年齢別にチェック!
ほうれい線の原因は、骨格、頬の脂肪や顔の筋肉、乾燥、表情や噛むときのクセなど、さまざまな要因が考えられます。これらが作り出す「頬のたるみ」こそが、ほうれい線が目立つ原因になっています。ほうれい線が目立ちやすくなる年齢別に、ほうれい線が深くなる原因の「頬のたるみ」を引き起こす要因をチェックしていきましょう!
20代の原因は?
20代からほうれい線が目立ち始めることもあります。顔の骨格や姿勢、表情のクセや噛み癖、歯並び、冷えによるむくみや脂肪など、この年代のほうれい線の原因はさまざまです。急激なダイエットにより、食事制限をして活動するために必要な栄養素やカロリーが摂取できておらず、栄養不足になって肌のハリが失われてシワやたるみにつながることもあります。さらに、毎日の姿勢やクセが原因でほうれい線が目立ってしまうケースもあります。姿勢が悪かったり、スマホやパソコンの作業でうつむいた姿勢を長時間していたりする人は、顔全体が重力によって下方向に引っ張られるため、頬の部分がたるみやすいです。
また無表情の人、食べ物をあまり噛まずに食べるなど日頃から顔周りの筋肉があまり鍛えられていない人も、皮膚がたるみやすくほうれい線ができやすいと言えます。
30代の原因は?
30代は、ほうれい線の悩みを抱える人が増える年代です。20代と同じく、姿勢や表情、噛む時のクセ、冷えや乾燥などがほうれい線の原因になります。それに加えて、肌の表皮の下にある真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少したり、繊維細胞が老化して肌を支える機能が低下したりすることで、頬のたるみが進行します。中でも顔の脂肪、特に頬の脂肪が多い人は、皮膚や筋肉を支える力が重力に負けてしまい、頬が下がりほうれい線が刻まれやすくなってしまいます。
40代の原因は?
40代では、20代や30代にほうれい線に影響していた原因に加えて、口周りの筋肉量の減少や肌のハリや弾力が減ってしまうことも「ほうれい線」が目立つ原因になります。肌の弾力が損なわれたり、肌が硬かったり乾燥していたりすると、表情筋の動きによってできたシワが元に戻る力が弱いため、ほうれい線も深く刻まれやすくなります。また加齢とともに骨自体が痩せてくると、皮膚を支える筋肉がゆるみ表皮との面積に差ができて、顔全体がたるみやすくなります。顔の中で脂肪が多い頬の部分は特に、余った皮膚を支えられず、ほうれい線が深くなる原因につながります。
ほうれい線の年齢別対策とケア方法
年齢別の原因をチェックしたところで、年齢に合うほうれい線の対策法とケア方法も見ていきましょう!
20代のほうれい線ケア方法
・紫外線対策 紫外線は肌のターンオーバーや、再生能力、バリア機能などにダメージを与えて老化を早めてしまいます。夏だけではなく一年中、紫外線対策をしっかり行いましょう! ・栄養バランスのとれた食事 ほうれい線を外側からケアするのはもちろん、肌の潤いや健康的で若々しい状態を維持するために欠かせないのは、体の内側からアプローチするインナーケアです。過度な食事制限など無理なダイエットは栄養バランスの偏りにつながります。健康な肌状態をキープするために、栄養バランスを整えてくださいね。特に肌を作る基礎となる栄養素「タンパク質」は必須です。良質な植物性タンパク質の他、女性ホルモンと似た働きをする「イソフラボン」も含まれていて、肌の弾力やツヤの維持をサポートします。
30代のほうれい線ケア方法
・保湿や美肌ケア メイク落としや保湿など、普段のスキンケアをしっかりと行うことで、肌の弾力やハリがキープされて皮膚表面のシワやたるみ予防が期待できます。化粧水でしっかり潤いを与えて、保湿剤や美容液、フェイスマスクなどを使って保湿を徹底しましょう! 乾燥が気になる場合には、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなど保湿成分を配合した化粧品でしっかり潤いを与えます。 ・サプリを活用する 20代と同じく栄養バランスがとれた食事を心がけることがポイントになりますが、食事だけで必要な栄養を補うのが難しい場合は、サプリを利用するのも良い方法です。肌の健康を整えるタンパク質を補う美容用途のプロテインもオススメです。