年齢とともに、どうしても肌のお悩みは増えていくものですよね。
20代の頃は気にならなかった肌のくすみ・乾燥が30代・40代以降になると気になってきた……という声も多いです。年齢を重ねて肌質が変わると、以前のスキンケアが合わなくなっている可能性も。30代以降に特に必要なのは「保湿ケア」とされています！ 今回は大人の肌質の特徴や30代・40代に向けた正しい保湿方法をまとめてご紹介していきます。
まずは30代・40代の肌質の特徴をチェック！
30代・40代になると以前は気にならなかった肌悩みが増えていくものですよね。肌の水分量は年齢とともに変化して、減少していきます。皮脂量も女性ホルモンの低下に伴い、35歳を過ぎたあたりから減少していきます。
その結果、30代・40代の肌には次の特徴や肌悩みが出やすくなります。
- ・混合肌、乾燥肌
- ・ハリの低下、シワ
- ・毛穴の開き
- ・慢性的なくすみ
- ・シミ
年齢を重ねるとフェイスラインや目元は乾燥しやすく、おでこや鼻筋は皮脂によってベタつきやすい混合肌や、全体的に肌が乾燥する乾燥肌になる方が増えてきます。
さらに40代になると女性ホルモンの減少による肌老化現象も出やすくなります。代謝が悪くなりターンオーバーが鈍化。その結果、肌の乾燥が進むことで毛穴の開きが目立ったり、角質が厚くなったりと、くすみが定着してしまうこともあります。
30代・40代の正しい保湿ケア方法
シミ・シワなど乾燥に伴うさまざまな肌悩みが出てくる30代以降の肌に欠かせないのは、潤いを重視した正しい保湿ケアです。年代ごとに、肌の水分量や皮脂量は変化します。その変化に合わせて適切な保湿ケアを行うことが美肌を保つコツです。
大人の肌に合う正しい保湿ケアをチェックしていきましょう！
・洗浄力が強すぎるアイテムに注意
洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料を使って肌を洗うと、必要な皮脂や潤いまで落としてしまい、乾燥が悪化してしまいます。
これを防ぐためには、自然由来の成分で作られたクレンジングや洗顔料、敏感肌向けの肌に優しいジェルタイプのクレンジング、しっかり泡立てた洗顔料で優しくメイクや汚れを落としましょう。
リップやマスカラ、アイブロウなど落ちにくいポイントメイクは、顔全体のクレンジングの前に、クレンジング剤や専用のリムーバーをなじませたコットンを使って摩擦をかけないように優しく落とします。
・摩擦や熱によるダメージを避ける
洗顔の際は、肌をこする・熱すぎるお湯で洗う、シャワーを直接当てるなどの肌に負担をかける洗い方はN Gです！ 顔料は泡だてネットなどでしっかり泡立てて、手のひらに乗せて逆さにしても落ちないくらいもっちりした泡で、摩擦にならないように肌を包み込むようなイメージで、優しく洗いましょう。
また熱いお湯は肌のバリア機能を低下させてしまうので、洗顔時には水またはぬるま湯を使います。シャワーを直接当てると、肌はダメージを受けてしまうので、必ず一度手のひらにすくってから顔にかけるようにしてくださいね。
洗顔後はゴシゴシ拭くのではなく、柔らかいタオルを顔に押し当てるようにして水分を拭き取ります。肌の保湿力を維持して、肌トラブルを防ぐためには、とにかく負担をかけないことが大切です。
・洗顔後はすぐに保湿する
化粧水やジェル・クリームなどの保湿剤は、洗顔後の肌が乾燥しないうちに早めにつけましょう。早めに化粧水で肌にたっぷりと水分を補給して、その後、ジェルやクリームでフタをすることで肌の水分は蒸発しにくくなります。
30代・40代の保湿を重視したスキンケアの場合、保湿成分が含まれた基礎化粧品を選ぶこともポイントです。ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲン・プラセンタなどが保湿成分として効果的です。
・紫外線対策を万全にする
紫外線はシミだけではなく、肌の乾燥も引き起こします。紫外線を浴びることで肌内部に炎症が起こると、角質層が乱れて、水分の保持が難しくなってしまうのです。30代・40代の保湿ケアには紫外線対策も必須です！ また紫外線ダメージは肌の奥まで届き、シワやたるみも引き起こします。
紫外線は夏だけではなく1年中降り注いでいるため、季節を問わず毎日、日焼け止めをしっかり塗りましょう。紫外線は室内にも窓ガラスをすり抜けて侵入するため、季節問わず毎日対策してくださいね。
・生活習慣を見直す
肌の潤いを保つには、健康的な生活習慣を身につけることも重要です。
- ・十分な水分をとる
- ・適度な運動をする
- ・バランスの良い食事をとる
- ・質の高い睡眠を取る
このような生活習慣は、肌の血行促進やターンオーバーの活性化、潤い保持に効果的です。反対に不摂生な生活は肌荒れや老化につながるので、注意していきましょう。
まとめ
年齢を重ねると、20代には感じなかった肌トラブルや不調を実感します。改善の鍵は「保湿ケア」にありますので、毎日のスキンケアの見直しと、基礎化粧品の成分チェックなども意識しましょう。年齢に負けない潤いのある肌を目指して、毎日のケアを大切にしていきたいですね！